創作をするにあたり、モチベーションを保つことを目的として。
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『ラウィス』
「あ、おはようディフレル」
『何をしてる』
「読書だよ。漫画だけど、借りたんだ星夜から」
『何だ? ・・・ああ、これか、【ネ/ムルバカ】』
「大好きなんだってね」
『これに出てくるルカをリスペクトしまくっているからな』
「あはは、だろうね。『あたしもルカみたいになりたい!』って?」
『そうだ、最近よく吠えてる。毎日読んでるしな、それも』
「だから最近、口数が減ったんだ」
『そのぶん、吠えてるけどな』
「吠えてるけどね」
『バイブルみたいなものだな』
「・・・思い詰めてるのかな?」
『かもしれん』
「星夜は怖がりだからね」
『態度だけは一人前のくせにな』
「裏返しだけどね」
『だな』
「でも一歩を踏み出す力くらい、まだ残ってるから。だから、思い詰めてるのはただの予行練習みたいなものだよ。星夜もそうしなきゃいけないんだって、一歩を踏み出すタイミングは今しかないんだって、分かってるからね。・・・ただ、不安なだけなんだ、前が見えなくて。“出来るかどうか分からない”って、それだけなんだよ」
『・・・流石だな』
「え?」
『よく分かってる』
「な、何を?」
『星夜を』
「・・・あー・・・うん、まあ、俺が一番付き合い長いし、ほら」
『何だかんだ言ってお前が一番可愛いんだ、星夜は』
「うーん、どうかなあ、ディフレルじゃない?」
『ちなみに、あんまり出てこないヒネクレ少年も何気にいつも気にかけてるけどな』
「ヒネクレ? ・・・ああ、レイム? 彼は星夜に似てるからね」
『また呼ぶか』
「きっと嫌がるだろうけどね」
『何にしろ、可愛い2人がこうして話し込んでやったんだ。星夜も少しは落ち着いたろう』
「そうだね」
『足りなかったらヒネクレを呼ぶ。次はギルトだ』
「それをやってたら最終的には結局、全員揃いそうだけど・・・」
『まあ、やってみなきゃ分からないからな』
「うん、やってみなきゃ分からない。大丈夫だよ、成功じゃなくて納得を得ればいいんだ」
『・・・それにしても、何だか楽しみになってきたな』
「何が?」
『ヒネクレ少年』
「・・・あのね、いじめないでよ?」
『まさか。俺がそんなこと。・・・フフ』
「こらこらっ」
「あ、おはようディフレル」
『何をしてる』
「読書だよ。漫画だけど、借りたんだ星夜から」
『何だ? ・・・ああ、これか、【ネ/ムルバカ】』
「大好きなんだってね」
『これに出てくるルカをリスペクトしまくっているからな』
「あはは、だろうね。『あたしもルカみたいになりたい!』って?」
『そうだ、最近よく吠えてる。毎日読んでるしな、それも』
「だから最近、口数が減ったんだ」
『そのぶん、吠えてるけどな』
「吠えてるけどね」
『バイブルみたいなものだな』
「・・・思い詰めてるのかな?」
『かもしれん』
「星夜は怖がりだからね」
『態度だけは一人前のくせにな』
「裏返しだけどね」
『だな』
「でも一歩を踏み出す力くらい、まだ残ってるから。だから、思い詰めてるのはただの予行練習みたいなものだよ。星夜もそうしなきゃいけないんだって、一歩を踏み出すタイミングは今しかないんだって、分かってるからね。・・・ただ、不安なだけなんだ、前が見えなくて。“出来るかどうか分からない”って、それだけなんだよ」
『・・・流石だな』
「え?」
『よく分かってる』
「な、何を?」
『星夜を』
「・・・あー・・・うん、まあ、俺が一番付き合い長いし、ほら」
『何だかんだ言ってお前が一番可愛いんだ、星夜は』
「うーん、どうかなあ、ディフレルじゃない?」
『ちなみに、あんまり出てこないヒネクレ少年も何気にいつも気にかけてるけどな』
「ヒネクレ? ・・・ああ、レイム? 彼は星夜に似てるからね」
『また呼ぶか』
「きっと嫌がるだろうけどね」
『何にしろ、可愛い2人がこうして話し込んでやったんだ。星夜も少しは落ち着いたろう』
「そうだね」
『足りなかったらヒネクレを呼ぶ。次はギルトだ』
「それをやってたら最終的には結局、全員揃いそうだけど・・・」
『まあ、やってみなきゃ分からないからな』
「うん、やってみなきゃ分からない。大丈夫だよ、成功じゃなくて納得を得ればいいんだ」
『・・・それにしても、何だか楽しみになってきたな』
「何が?」
『ヒネクレ少年』
「・・・あのね、いじめないでよ?」
『まさか。俺がそんなこと。・・・フフ』
「こらこらっ」
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